ABCの思い

夢や情熱の業界だからこそ、効率的な環境を

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創るのは 新たなサービスではなく新たな音楽業界

ABCはインディーズの音楽シーンから生まれました。
そこには多くのアーティストと音楽業界の人々がいて、彼らは多くの問題を抱えています。

ライブ活動では集客やそれを生むプロモーション効果の弱さ。

デビューや所属における業界の資金力と販路、アイデアや信頼の弱さ。

唯一の対策としてのデフレやコストカットが崩壊させたビジネスマーケットと価値観。

そしてそのシーンの中で長年染み込んでいった不信感と虚無感。

この環境は、アーティストはもちろん音楽シーンで働く人々にとっても互いに報われない状況を生んだと思います。
経緯は多々ありますが、最終的に現状は「インディーズ音楽シーンは市場(マーケット)として機能してない」という結論に至るのだと思います。

ABCはこの音楽人達の活動環境を改善したいと考え生まれました。
目的を「マーケットの正常化」とし、方法を「情報とニーズのデータ化とその適切な運用」に定めました。

この結論はあまり刺激的ではなく、すぐに手応えや理解を得られるものでもありません。
「現状を一発逆転で変える」という優れたものでも、特定の誰かのために動く組織でもありません。

ABCが目指すものは、音楽人たちの仕事が効果的で効率的に巡るための土台となる「環境インフラ」の構築です。

才能が見出され、努力が報われる事が運や環境に左右されないこと。
何かをやりたいと考えた人が、必要な人材や才能、技術や情熱に出会え実現できること。
そしてビジネスのニーズが最大限の可能性とネットワークで繋がること。
そんな当たり前の環境を、これからの音楽シーンに構築していきたいと考えます。


業界のための運用組織

ABC構想の実現に最も重要な要素は、この構想が一企業や別業界の運営するビジネスシステムであってはいけないという事です。
音楽シーンやインディーズシーンを形づくる人や会社自身が集まり、参加し、組合の様に運営されることが重要です。
ABCのブレーンはそういった登録企業や人をシンクタンクとして、知識と情報を共有しています。
簡単に表現をすれば音楽業界の人々が今までの枠を超えて、もう一度ちゃんとこれからの業界を考え作って行こうという構想です。


市場の正常化とその方法

登録者の増加は住民票の様に「業界」自体を明瞭化し、マーケティングという概念を生みます。
その情報という財産を音楽業界で共有し運用する事で、音楽市場はもちろん、外部のビジネスマーケットへと展開。
新たなビジネスモデルや市場を開拓する事で、現在の閉塞的なマーケットを打開、改善して参ります。

インディーズ音楽シーンの最大の弱点は、1つ1つのアーティストや会社、規模や情報の価値が一般的には低い事にあります。
これからの才能を扱う業界にとっては当然であり、変えがたい事実でもあります。

ABCは1つではビジネスとして成り得ないそれらをまとめ、膨大なデータバンクにすることで取引の価値と規模を高めました。
私達のシーンは個々のマーケット規模を棄て、新たなレベルの市場ネットワークを構築するべきです。


夢や情熱の業界だからこそ効率的な環境を

個々の夢を叶えるためには、全体を改善しなくてはいけない。
ABCはその観点と戦略から、「情報とニーズのデータ化」を始めました。

遠回りでシステム的に思われるかもしれませんが、それが最も早く効果的な方法だと考え至りました。
そして何より、この業界に対する最大の情熱と愛情から生まれた構想だと思っております。

是非みなさまもご登録頂き、一緒に新たなシーンを創っていけたらと願っております。